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3交代制シフトでの看護師の働き方

医療機関で働く看護師のシフトには、2交代制と3交代制の2種類があります。
2交代制の場合は日勤と夜勤に分かれ、3交代制は日勤と準夜勤、夜勤の3パターンです。
3交代制のほとんどはそれぞれ8時間程度の勤務となり、準夜勤と夜勤は月に4回~5回担当します。
準夜勤と夜勤を合わせると月に9回~10回になります。

3交代制のメリットの一つは、勤務時間が短いことです。
勤務時間が短ければプライベートの時間をしっかり確保することができ、仕事と私生活のバランスが取りやすくなります。
家事や子育てをしている看護師や、自分のスキルアップのために勉強したい看護師も十分な時間が取れるのがメリットです。
残業も少なくなり、負担の軽減にも繋がるでしょう。

人との生活リズムをずらすことができるのも、3交代制の良いところです。
勤務時間によっては早朝や昼の早い時間帯に仕事が終わり、人が少ないタイミングを狙って買い物をしたり、出かけることができます。
銀行や役所などに用事があっても人が少なく、自分のペースで生活がしやすくなるのは、3交代制ならではの働き方と言えます。

また、日勤で働く人よりも準夜勤や夜勤があることで、収入アップにも繋がるのがメリットです。
基本給が上がるのではなく、深夜帯などに勤務することで手当てが支給され、その分給与が上がります。
特に夜の10時から早朝の5時までは深夜手当てを出すことが決められており、基本給の25%が支払われるので、その時間帯に働くことで、必然的に給与が増えるという仕組みなのです。